OSHO ネオ・タロット

かれこれ20年以上前に、OSHOの本を読んだりアクティブ瞑想を本格的にやるよりも先に、何故か手に入れていたという私の人生で最初のタロットになった OSHOネオ・タロット 


1988年のクレジットで出されている、一枚一枚に簡潔な宗教的なストーリーが込められている、ちょっと独特の味わいのあるカードです。
 

一番最初に“ドキドキ”しながら引いたカードは、今でも鮮明に覚えています。

 

 

47 希望(HOPE)

 


この一枚。

希望ですよ、希望! 素晴らしい未来を叶えてくれそうな、そんな素敵な言葉じゃありませんか!!!

ところがこのタロットときたら、瞑想のカードであり人生のカードであり、本質を見極める為のカードなのです。基本的に人のエゴを満たすような事は書かれていない罠。


希望のわなに堕ちてはいけません。自分自身の外側から助けが来ているという考えに囚われ てはいけません。相手があなたを満たすことはありません。成就は内側にあります。


イキナリ書き出しで、コレだもの(笑)


ジャングルで道に迷ったハンターのことを聞いたことがある。三日というもの、彼は抜け出す道を聞こうにも誰にも出会えなかった。そして彼はますます恐慌状態に陥った——食べ物のない三日間、そして絶えることのない野獣の恐怖の三日間。三日にわたって彼は眠れなかった。襲われるのを恐れて、彼はある木の上に坐ったまま起きていた。蛇がいた、ライオンがいた、野獣がいた。

四日目の朝早く、彼は木の下に坐っている人間を見つけた。彼の喜びは想像できる。彼は駆け寄って、その人を抱きしめると、こう言った。「うれしいよ!」すると相手の人も彼を抱きしめて、ふたりとも途方もなく幸せだった。

そこで、彼らは互いにたずね合った。「なぜあなたはそんなに悦んでいるのですか?」最初の人が言った。「私は道に迷ってしまい、誰かに会えたらな、と願っていたのです」

すると二番目の人が言った。「私も道に迷ったんです。それで誰かに会えればと願っていました。でも私たちふたりとも道に迷っているのだとしたら……だとしたら、この悦びはなんにもなりませんな。いまや私たちはふたりして道に迷っているのですよ!」
 
GUIDA SPIRITUALE, pp.216-217


しばらく部屋の中で、一人“ポカーン”と茫然自失していたのでした(笑)

今となっては、イイ思い出。

 

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